更年期障害の原因
更年期障害の症状の原因が女性ホルモンの減少にだけならば問題は深刻ではありません
もし女性ホルモンの減少が直接の原因なら女性は更年期以降ずっと更年期障害に悩まされます
しかし実際はそうではなく10年間の更年期を経て老年期を迎えたとき卵巣機能は完全に停止します
卵巣からの女性ホルモンの分泌も停止していますが更年期特有の症状はおさまっています
1つは女性ホルモンの減少そのもが体に直接悪影響を及ぼすのではなくて女性ホルモンの減少が
体のさまざまな組織や器官に影響を与えその組織や器官の偏重が病気的な症状となって現れます
さらにそれらの組織や器官が女性ホルモンの少ない状態に慣れようと頑張っている状態が更年期症状です
体の対応能力が優れた人は更年期の悩みも軽くまた体が女性ホルモンの少ない状態になれた
老年期になればさまざまな症状も治まってしまいます
個人差が出る理由がもう1つあり更年期障害が重くなる原因には女性ホルモンの減少のほか
心理的要因や環境的要因も深くかかわっています